修行僧ぷってんの雑記

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北海道新幹線を改めて考えてみる その1

新函館北斗まで北海道新幹線が延伸して、はや3年になろうとしています。

 

JR北海道の経営が苦しいのはみなさんご存知の所ではありますが、北海道新幹線は2031年に札幌延伸を控えており、こちらに期待する方々も多いです。

 

今回は、そんな北海道新幹線について改めて考えてみたいと思い、まとめてみました。

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①東京〜札幌が乗り換えなし

東京から約1080km乗り通す旅客がどの程度いるのか、現段階ではまだ不明確な点も多いですが、これは北海道新幹線のメリットに挙げられるでしょう。

 

ただし、ほぼ同じ距離にあたる、東京〜博多における新幹線の利用率が、10%を切っている事を考えれば、乗り換えが無いと言って、楽観視出来るものではありません。そこで、次の意見が多数を占めるようになったのです。

 

 

②大宮から札幌だと、飛行機といい勝負

最近Twitterでよく見る論調ですね。

これに関しては、飛行機にはない大きな強みでしょう。

東京〜大宮間は、沿線自治体との兼ね合いで速度が制限されており、所要時間を余計に増やす区間となっています。

 

しかし、大宮以北なら青函トンネルを除けば、基本的に260km/h以上(数年後には東北区間で320km/h以上)で走行可能なので、新幹線の速達性をフルに活かせる区間となっています。

 

昨年、大宮6時発のはやぶさが設定されたのも、「札幌延伸を見据えた設定か?」と話題になりました。

 

大宮〜札幌が話題になるのは、やはり「4時間の壁」が大きいからでしょうが、これに関しては後述したいと思います。

 

③雪に強い

これも飛行機にはないメリットです。



新千歳空港や函館空港では、冬場になると、たびたび大雪で飛行機が欠航してしまうことがあり、利用客が空港で途方に暮れるニュースを目にする事があります。

 

それに対して、「飛行機は欠航しているのに、新幹線は通常運行」というケースはよく見受けられます。

 

これは何も北海道に限ったことではなく、以前では北陸新幹線も、雪に対しての強さを発揮し、飛行機との差別化が出来ている事を全国に知らしめることとなりました。

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④区間需要

北海道新幹線の話題となると、どうしても首都圏〜北海道の話題になりがちですが、東北〜北海道も無視出来ません。

 

例えば、大都市間である仙台〜札幌は、最速達列車なら3時間前半で結ぶのも夢ではないでしょう。

 

また、道内間での移動も然りです。

 

JR北海道の社長が、新函館北斗〜札幌間で1時間切りを目指したいと宣言していました。


これがもし実現した場合、函館から札幌の移動では、乗り換え時間を加味しても1時間半程度で結べる事を意味します。

 

現在運行中の特急「スーパー北斗」の所要時間が3時間半ほどかかっている事を考えれば、驚愕のスピードアップですね。

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と、ここまで聞くといいことずくめな新幹線ですが、実際はそうでもありません。


そもそも、そんなに素晴らしい路線なら、北海道新幹線は、20年前には開通しています。


次の記事ではそのあたりに触れてみたいと思います。